パニック障害について
パニック障害は、突然起こる「パニック発作」が繰り返し続き、発作が起こるのを心配するようになったり(予期不安)、特定の場所や状況を避ける行動をとる(広場恐怖)状態です。
パニック発作とは、突然起こる動悸、呼吸苦、めまい、発汗、不安感などで、病院の検査では特に異常が見当たらない症状です。かつては、不安神経症、心臓神経症などと言われていました。パニック発作では、上記の他、手の震え、頭痛など様々な症状が出現するので、身体の検査を行い、本当に心臓や呼吸器などの異常が原因でないかを鑑別することが大事です。
パニック発作の多くは、数分〜1時間以内に治まるため、突然の症状で救急車を呼んでも、救急隊が到着した時には無症状ということもあります。
現在、原因は不明ですが、脳の、不安に関係する神経の機能に関連しているとされる説が有力です。過労やストレスとの関連が指摘されることがあります。ニコチン、アルコール、他の薬物が関連することもあります。
「几帳面」「心配性」といった心の問題が指摘されることもありますが、性格などに関係なく誰にでも起き得る症状であることがわかっています。
治療には、薬物療法、認知行動療法などがあり、薬物療法では、抗不安薬や抗うつ薬などが用いられます。
鍼灸治療では、身体のコリや滞り、冷えを解消して、血流の良い身体を目指すことにより、身体が自分自身を良くしようとする力を高めます。